診断のお題はどう決める?診断BUZZ編集部が悩むポイント
診断を作るうえで、いちばん時間をかけて、いちばん悩むのが、実は「何を診断するか」を決めるところだ。文章を書くより、画像を考えるより、ここがダントツで難しい。
この記事では、診断のお題を決めるとき、編集部がどんなことを考えて、何に悩んでいるのか、その頭の中をのぞいてもらおうと思う。いつもの診断が、ちょっと違って見えるかもしれない。
「面白い」だけでは、選べない
新しい診断のアイデアは、わりとぽんぽん出てくる。「これ面白そう」と思いつくのは簡単だ。難しいのは、その「面白そう」のなかから、本当に作るべきお題を選ぶことだ。
なぜなら、自分たちが面白いと思っても、それを遊びたい人がいなければ意味がないからだ。誰にも探されず、誰にも刺さらない診断を一生懸命作っても、ひとりよがりになってしまう。だから編集部は、「自分たちが面白いか」だけでなく、「これを遊びたい人がどれくらいいるか」を、毎回冷静に見るようにしている。
このバランスがとにかく難しい。攻めすぎると誰にも届かないし、無難に寄せると埋もれる。攻めと守りのちょうどいい線を探して、毎回うんうん唸っている。
「探している人」がいるかを考える
お題選びで大事にしているもののひとつが、「その言葉を探している人がいるか」だ。
たとえば「精神年齢」とか「オーラの色」みたいな言葉は、もともと気になって調べる人がいる。こういうテーマは、診断を作れば見つけてもらいやすい。逆に、編集部が勝手にひねり出したかっこいい造語は、どんなに自分たちが気に入っても、誰も探していなければ出会ってもらえない。
ここでも一度、失敗を白状しておく。あるとき、雰囲気重視の凝ったタイトルを付けようとして、「これは誰も探さないよ」とブレーキがかかったことがあった。かっこよさに酔って、肝心の「見つけてもらえるか」を忘れかけていたのだ。それ以来、お題を決めるときは「この言葉、探す人いる?」を必ず自分に問うようにしている。
「もう誰かが作ってないか」を確認する
もうひとつ、地味だけど欠かせないのが、すでに似たような診断を作っていないか、という確認だ。
診断の本数が増えてくると、うっかり似たテーマを重ねてしまうことがある。「恋愛の診断」とひとくちに言っても、相性なのか、脈ありなのか、結婚なのか、切り口はいくらでもある。せっかく作るなら、すでにあるものと被らない、新しい切り口を選びたい。だから新しいお題を思いついたら、まず「これ、もうやってないか?」と過去の診断を見返す。
似たテーマでも、見せ方の角度を変えれば別物になる。同じ「年齢」でも、精神年齢と、恋愛の成熟度では、まったく違う診断になる。この「角度をずらす」工夫が、診断の幅を広げてくれる。同じ畑を耕しすぎないように、いつも気をつけている。
季節や流行も、ちょっと意識する
お題選びには、その時々の空気も関わってくる。世の中で何が話題になっているか、今どんな気分の人が多いか。そういうことも、ぼんやり意識している。
レトロなものが流行っていれば、懐かしさをくすぐる診断を考えてみる。新生活のシーズンなら、新しい人間関係に使える診断があってもいい。流行を追いかけすぎるのも考えものだけれど、世の中の気分とまったくずれたものばかり作っていても、なかなか手に取ってもらえない。時代の空気を、ほんの少し取り入れる。そのさじ加減も、お題選びの一部だ。
結局、最後は「遊んでほしい人の顔」
いろいろ考えるけれど、最後に立ち返るのは「これを誰に遊んでほしいか」だ。
友達とワイワイしたい人なのか、一人でしっとり自分を見つめたい人なのか、推しを語りたい人なのか。遊んでくれる人の顔を思い浮かべて、その人が「お、これやってみたい」と思うかを想像する。データや理屈だけでは、最後の決め手にならない。誰かの楽しそうな顔が浮かぶお題こそ、作る価値があると思っている。
「作りたい」と「求められてる」のあいだで
お題選びで、いつも揺れることがある。それは、自分たちが「作りたいもの」と、世の中から「求められてるもの」のあいだのバランスだ。
作り手としては、自分たちが心から面白いと思えるお題を作りたい。でも、それが独りよがりになっては意味がない。かといって、求められるものばかり狙って、無難なお題ばかり並べても、診断BUZZらしさが消えてしまう。この二つは、どちらかに寄りすぎるとうまくいかない。作りたい気持ちと、求められる現実。その両方に片足ずつ置いて、ちょうどいい着地点を毎回探している。
うまくいったときは、自分たちも作っていて楽しく、遊んでくれる人にも刺さる。その瞬間が、お題選びのいちばんの醍醐味だ。悩んだ末に、その一点を射抜けたときは、地味にガッツポーズしている。
悩んだ末に、診断は生まれる
お題選びは、診断作りでいちばん地味で、いちばん大事な工程だ。面白さと需要のバランス、被らない切り口、時代の空気、そして遊んでほしい人の顔。いろんなことを天秤にかけて、毎回悩みながら決めている。
その末に生まれた診断たちが、いま診断BUZZに並んでいる。気になるお題があれば、ぜひ遊んでみてほしい。精神年齢診断やオーラの色診断も、そんな悩みの末に生まれた一本だ。
そんな悩みの末に生まれた診断たちが、診断BUZZに並んでいる。診断一覧 から、気になるお題を遊んでみてほしい。