診断コラム

盛り上がる診断としみる診断の違い|診断BUZZの作り分け

/

診断には、ワイワイ盛り上がるタイプと、一人でしみじみ味わうタイプがある。どちらも診断だけれど、遊んだあとに残る感覚はけっこう違う。

この記事では、その「盛り上がる診断」と「しみる診断」の違いを、作る側の視点から掘り下げてみる。違いを知っておくと、その日の気分にぴったりの診断を選びやすくなる。

盛り上がる診断は、勢いとテンポ

まず、盛り上がる診断。これは、友達と一緒にやって「うわ出た!」「なにそれ!」と声をあげながら楽しむタイプだ。

このタイプの診断で大事なのは、勢いとテンポだ。考え込ませず、サクサク答えて、パッと結果が出る。そして結果は、思わずツッコみたくなるような、ちょっと振り切ったものがいい。深い余韻より、その瞬間の盛り上がりがすべて。お祭りみたいな診断だ。

編集部がこのタイプを作るときは、とにかく「テンションが上がるか」を優先する。結果のカードも、明るくて目を引く絵柄にして、見た瞬間に「おお!」となるようにする。盛り上がる診断は、勢いで突き抜けたほうが成功する。

しみる診断は、余韻と発見

一方、しみる診断は、もっと静かだ。質問に答えていくうちに、自分のことをちょっと考えさせられて、結果を読んで「ああ、そうかも」としみじみする。

このタイプで大事なのは、余韻だ。読み終わったあとに、何かが心に残る。「自分にはこういうところがあるんだな」という発見や、「これでいいんだ」という小さな肯定。そういうものを持ち帰ってもらえると、しみる診断としては成功だ。

たとえば、いちばんレアな結果を、派手な「最強」ではなく、静かな「達観」にすることがある。すべてを味わい尽くした先の凪のような境地、みたいな結果だ。これは盛り上がりとは逆の、しっとりした余韻を狙っている。声をあげて盛り上がるのではなく、一人で「いいな」と噛みしめる。そういう診断も、編集部は大事に作っている。

同じ「レア」でも、狙いが違う

面白いのは、同じ「いちばんレアな結果」でも、盛り上がる診断としみる診断では、込めるものがまったく違うことだ。

盛り上がる診断のいちばんレアは、「うわ、最強引いた!」という爽快感を狙う。妖怪なら九尾の狐、神様なら全能の主神。誰が見てもすごいとわかる、ガチャの当たりみたいな存在だ。

しみる診断のいちばんレアは、「問いを裏切る」余韻を狙う。たとえば、人ならざるものに生まれ変わる診断で、いちばんレアが「それでも人間でいたい魂」だったりする。最強でも最上でもなく、ぐっとくる一枚。同じ「レア」という言葉でも、片方は爽快感、片方は余韻。狙いがまるで違うのだ。

盛り上がる診断としみる診断の違い

種類 向いている場面 結果文の方向性 カードの雰囲気
盛り上がる診断 友達と見せ合うとき ツッコミやすい、勢いがある 明るい、ネタ感が強い
しみる診断 ひとりで読みたいとき 余韻がある、少し考えたくなる 神秘的、落ち着いている
両方ある診断 SNSで広げたいとき 笑えるけれど少し刺さる インパクトと余韻の両立

どっちがいい、ではない

念のため言っておくと、盛り上がる診断としみる診断に、優劣はない。

元気いっぱいで友達と騒ぎたい日には、盛り上がる診断が最高だ。逆に、一人で静かに自分と向き合いたい夜には、しみる診断がちょうどいい。その日その日の気分に、合うほうを選べばいい。両方の引き出しがあるからこそ、診断はいろんな気分に寄り添える。

編集部がわざわざ両方のタイプを作っているのは、人の気分が一定じゃないからだ。テンションが高い日もあれば、しっとりしたい日もある。そのどちらにも、ぴったりの一本を用意しておきたい。それが、いろんな診断をそろえている理由のひとつだ。

一本の診断に、両方の顔があることも

盛り上がる診断としみる診断、と分けて書いてきたけれど、実は一本の診断のなかに、両方の顔が同居していることもある。

たとえば、ワイワイ遊べるネタ診断なのに、結果の文章のふっと心に残る一言が添えてある。笑って遊んだあとに、ちょっとだけしみる。そういう二段構えの診断も、編集部はこっそり仕込んでいる。盛り上がりだけで終わらせず、最後に小さな余韻を残す。その緩急が、診断を記憶に残るものにしてくれる。

だから、ネタ診断だと思って気軽に遊んだら、意外と最後にぐっときた、なんてこともあるかもしれない。そういう発見も、診断を遊ぶ楽しみのひとつだと思ってもらえたら嬉しい。

自分の「今日の気分」を知る手がかりにも

どっちの診断をやりたいか。それを考えること自体が、実は今日の自分の気分を知る手がかりになる。

無性にネタ診断で笑いたい日は、たぶん気持ちが少し疲れている。じっくりしみる診断をやりたい日は、自分と向き合いたい気分なのかもしれない。診断を選ぶという行為に、その日の自分の状態がにじむ。たかが診断選び、されど診断選びだ。

今日はどっちの気分だろう。そう考えながら診断を選ぶと、遊ぶ前から、ちょっと自分のことがわかる。平成レトロ・ガラケー人格診断に手が伸びるか、精神年齢診断に手が伸びるか。その選択にも、今日のあなたが表れている。

今日は、どっちの気分だろう

盛り上がる診断は勢いとテンポ、しみる診断は余韻と発見。同じ診断でも、狙っているものはずいぶん違う。その違いを知っておくと、自分の気分に合った一本を選びやすくなる。

騒ぎたい日も、しみじみしたい日も、診断BUZZにはきっと合う一本がある。気分に合わせて、選んでみてほしい。賑やかに遊びたいなら平成レトロ・ガラケー人格診断、しっとり味わいたいならオーラの色診断あたりがおすすめだ。

騒ぎたい日も、しみじみしたい日も、診断BUZZにはぴったりの一本がある。診断一覧 から、今日の気分で選んでみてほしい。

関連記事